体験談

ロシア派遣体験談


Name :Honoka YASUDA
Home University: Hokkaido University
Faculty of Engineering
Course・Year :Bachelor Course・4
Period of time :17 February, 2019 ~ 24 February, 2019
Host University: Pacific National University

私は2月17日から24日までの1週間、ロシアのハバロフスク、太平洋国立大学(PNU)に滞在しました。
ロシアの滞在は初めてであり、またビザの申請など初めてのことばかりではありましたが、学務部の担当スタッフの方々や一緒に滞在する同期の支えによって無事出発することが出来ました。
特に防寒対策などの準備は事前に入念に行っていましたが、ロシアに到着すると思いのほか暖かいことにとても驚きました。今年はロシアでも暖冬とのことで札幌ほど寒くありませんでしたが、朝などは刺すような寒さを体感しました。

2日目は市内観光と、私の所属している研究室に留学しているロシア人学生の調査の手伝いを行いました。
大学からバスで30分ほどでハバロフスクの中心市街地に到着し(バスは一律で30ルーブル)、ほとんどのロシアの都市には設置されているというレーニン広場にて、訪れている人の動きなどをビデオ撮影にて調査しました。調査終了後、アムール川や中心市街地、玉ねぎ状の屋根が特徴的なロシア正教会を訪れ、ロシアという極東であり、日本に近いながらもヨーロッパ色の強い異国の雰囲気を体験することが出来たと思います。また、中心市街地を散策していて、メインストリートを中心に標高が高く、脇道にそれると急こう配の下り坂につながるという都市形態は非常に興味深いものがありました。

PNUで開かれたフォーラムでの卒論発表

3日目以降はプログラムの主であるフォーラムが開会し、自らの卒業論文や卒業設計を発表し、また他大学の建築学生の発表を聞くことができるとても貴重な時間を過ごすことが出来ました。私は開催初日の発表ということで、英語でのプレゼンテーションは緊張していましたが、滞在中私たちをサポートしてくれる学生や、英語からロシア語への通訳を担当してくれた学生のおかげで無事プレゼンテーションを終えました。事前に通訳役の学生と何度もリハーサルを行い、コミュニケーションをとったことで、聴講して頂いた先生方にも興味をもって頂ける発表をすることが出来たと思います。質疑応答の場面では、英語での質問をうまく理解することができず、満足のいく回答が出来なかったことが悔しく、今後の英語勉強の励みとしていきたいです。

ハバロフスク州立郷土史博物館にて

順調にフォーラムが進んでいくかと思っていたのですが、5日目に高熱を発症してしまい、5日目以降に開催されるワークショップに参加できないという結果になってしまいました。幸いにも次の日には熱が下がったものの、ロシアでの貴重な滞在を2日間寝込んでしまい、また同行していた先生方や同期、サポートしてくれるPNUの学生に迷惑をかけてしまったことが私にとってとても残念なことでした。そんな私を心配して色々な世話をしてくれた方々には感謝の気持ちでいっぱいです。また、参加できなかったワークショップでは、普段とは全く異なる視点で意見交換がされたという同期の話を聞き、機会があればそのような体験をしてみたいと思っています。

7日目には体調が完全に回復し、再び市内でのエクスカーションに向かい、ハバロフスク州立郷土博物館や市場での買い物を楽しむことが出来ました。ハバロフスクの市場は活気にあふれ、ロシアの人々の生活を垣間見ることができ、とても良い経験となったと思います。

また、ロシアでの滞在中の食事は私にとって大きな楽しみでした。日本のように米を食べたり、マヨネーズを使ったサラダが多いなど、今まで知らなかったロシアの食文化を直接体験することができました。ロシアの人はチョコレートとアイスが好きと言われているように、滞在した大学寮の近くにあるスーパーには数多くのチョコレートとアイスが売られ、毎日アイスを選んで食べることが滞在中の日課となりました。食文化は気候風土、宗教観などあらゆる文化が内包されたものと考えているため、ロシアの食に触れることがこの滞在で得られた大きな成果だと思っています。

最後に今までロシアでの滞在を支えてくれた、PNUの学生、そして学務部のRJE3プログラム担当の方々に心から感謝したいと思います。本当にありがとうございました。