体験談

シベリア学実習


Asaoka Natsuki

Hokkaido University, Graduate school of agriculture, Master Course 1

Period of time: 1 July, 2019 ~ 9 July, 2019

Host University :Irkutsk State University / Far Eastern Federal University

このRJE3プログラムに参加して、私は初めてロシアを訪れました。ロシアという国に対して漠然と「北国」「広大な土地」というイメージは持っていましたが、その文化や歴史などについてはあまり詳しくはありませんでした。それでもこのプログラムに参加したいと思ったのは、アジアの国々と密接に関わってきたロシアの極東地域に関心があったからです。

最初に訪れたイルクーツクという都市ではアンガラ川のそばにあるホテルに滞在しました。川のそばの遊歩道は市民の憩いの場所となっており、朝にはランニングする人や犬の散歩をする人などを見かけました。

イルクーツクで特に印象的だったのが、その日差しの強さと暑さです。ロシアの極東地域と聞くと夏でも涼しいのかと思っていましたが、予想に反して昼間は気温が30℃を越え、半そでで過ごしても問題ありませんでした。ただ、日本の夏と違ってジメジメしておらずとてもカラっとしていたので、過ごしやすい気候でした。

イルクーツクではバイカル湖も訪れました。初めて見たバイカル湖は、その圧倒的な大きさにただただ驚くばかりで、「これは海なのでは?」と思うほどでした。

バイカル湖周辺にはモンゴルの影響を受けたと思われる木の彫刻や、ゲルのような建物もあり、一般的な「ロシア」のイメージとは違う風景が広がっていました。

バイカル湖で食べた肉まんのような料理。肉汁がたっぷりでアツアツでした。

バイカル湖にて。
バイカル湖は夏でも水温が低く、引率をしてくれたアレキサンドリアさんは「バイカル湖で泳いだことはない」と言っていました。ときどき水の中に入っているひとも見かけましたが、とても寒そうでした。
バカンスに来ているのか、家族連れの姿が多くみられました。

イルクーツクでは私たち日本人は少し珍しい存在だったのか、ホテルや町中で「ニーハオ」と声をかけられることもありました。一方で、その次に訪れたウラジオストクでは街のいたるところにアジア人の姿が見られ、ハングル文字の看板も多くありました。イルクーツクと日本の間には時差がありますが、ウラジオストクと日本の間には(実質)時差はありません。そういった地理的な環境もあってか、ウラジオストクはアジア圏との関わりがかなり深いようです。特に韓国との繋がりが強いようで、若い韓国人の女性が中心街にたくさんいました。

イルクーツクで見かけた自動販売機。
日本ほどではありませんが、街中に自動販売機を見かけることがありました。よくよく見てみると日本でも売られているジュースやコーヒーがあります。
日本だと水やお茶、スポーツドリンクなどが多いイメージですが、この自動販売機は甘いジュースが多いようです。こうしたところに味の嗜好性が表れるのかもしれません。

RJE3に参加して、実際にロシアに行ってみなければわからない、その土地の暮らしを知ることができました。また講義を通じて、そうした街の雰囲気は長い歴史の中で形成されるものだということを改めて学びました。