プログラムの特徴

RJE3プログラムの目的と特徴

RJE3プログラムとは、極東・北極圏を対象として、北海道大学とロシアの大学・研究機関において蓄積された環境、自然災害、民族・言語・文化等のフィールド研究による実績とそのネットワークに基づき、極東ロシアの基幹5大学と北海道大学の複数大学院、北海道や極東ロシアの自治体、産業界の代表などで構成されるコンソーシアム(East Russia-Japan Expert Education Consortium、以下RJE3コンソーシアム)を構築し、極東・北極圏の持続可能な環境・文化・開発を牽引する専門家集団を育成する取組みです。
ロシア側の参加大学である、ウラジオストクの極東連邦大学、ヤクーツクの北東連邦大学、ユジノサハリンスクのサハリン国立大学、ハバロフスクの太平洋国立大学、イルクーツクのイルクーツク国立大学とともに、①環境評価、②文化的多様性、③土壌と生産、④地域資源開発、⑤防災管理の5分野を基軸として、極東・北極圏において持続可能な未来を担う人材育成を行います。

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RJE3プログラムでは、極東ロシア・北極圏の自然環境や歴史文化に根ざした持続可能な発展を牽引する専門家を育成することを目的とし、北海道大学と極東ロシアの基幹5大学が協働し、日露共同の教育プログラムを構築しています。各コースの修了生は、ユーラシア大陸を横断して流動する情報・物流・人材・経済の架け橋となることが期待されます。

対象
大学院生と大学院進学希望の学部生
使用言語
英語を基本とする。科目によりロシア語を使用する場合もある。
極東ロシアの5協定校
  • 北東連邦大学(ヤクーツク)
  • 極東連邦大学(ウラジオストク)
  • イルクーツク国立大学(イルクーツク)
  • 太平洋国立大学(ハバロフスク)
  • サハリン国立大学(ユジノサハリンスク)
学生支援
詳しくは奨学金をご確認下さい

RJE3プログラムにおける4段階の教育カリキュラム

「準備科目」「基礎科目」を受講する「基礎科目修了証」取得コース、「基礎科目」修了後、「専門科目」、「発展科目」の受講により構成される「RJE3共同修了証」取得コースがあります。

01/準備科目:留学前に相手国の理解を深め、サバイバル言語を習得

02/基礎科目:分野横断的な講義とフィールド実習で、基礎力強化

03/専門科目:留学先の特色ある科目を通じ、自らの専門性を深化

04/発展科目:得た知識や技能をインターンシップや論文執筆で実践

詳細は履修の手引き

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