新着情報

令和2年度(2020年度) 募集情報詳細(基礎科目)

学生募集

募集情報詳細(基礎科目)

令和2年度RJE3プログラム「基礎科目」内容

日露共同教育事業であるRJE3プログラムでは、本学とロシアの協定校が協働で実施する教育カリキュラムを受講することで、極東・北極圏で活躍が期待される専門家の育成を目指しています。

対象学生は修士課程の学生を中心としますが、大学院進学希望の学部生や博士課程の学生も含みます。プログラムでの使用言語は英語です。英語に不安がある学生も、科目受講や学生交流により英語力を向上させることができるので安心して受講してください。

 

今回募集する「基礎科目」は「実習」と「概論」の2つの科目から構成されています。

「実習」では、ロシアあるいは北海道で行われるフィールドワークに参加します。「概論」は北大に日露の学生が集まり、日露の教員による分野横断的な講義を共に受講し、グループ討議などを行います。

また、「実習」「概論」の両科目を修了した学生には「基礎科目修了証」が授与されます。

「基礎科目」修了生は、次のステップである「専門科目」「発展科目」の受講により、ロシア留学での単位取得を行うことができます。

 

★ R2募集要項をダウンロード

★ R2申請書をダウンロード

 

令和2年度RJE3プログラム「基礎科目」内容

大学院共通科目である下記①概論と②実習の2科目を必ず履修が求められます。

 

①「RJE3概論」
大学院共通授業科目名 「RJE3概論:極東・北極圏の環境・文化・開発

(RJE3 Introduction: Environment, Culture and Sustainable Development in Far East and Arctic Region)」

 

日露教員による分野横断的な講義を行います。

開講場所は北海道大学であり、期間は8/24-8/28(5日間)を予定しています。

1日目: 北海道・極東・北極圏の歴史・文化(グループ討議を含む4回の講義)
2日目: 北海道・極東・北極圏の生活環境と地域開発(グループ討議を含む4回の講義)
3日目: 北海道・極東・北極圏の自然環境(グループ討議を含む4回の講義)
4日目: 北海道・極東・北極圏の政治・経済(グループ討議を含む4回の講義
5日目: グループ発表、「基礎科目修了証」授与式

 

「RJE3実習」

次の8つの大学院共通授業科目から1つ(1つ以上も可能)を選択します※1

  科目名 実施場所 期間※2 定員
「ロシアの歴史・芸術・文化」

(キーワード:美術史、ロシア文学、ロシア文化史)

モスクワ

サンクトペテルブルグ

6/14~6/23 10名程度
シベリア学演習:歴史・環境・寒冷地住環境・地域経済

(キーワード:環境評価、文化的多様性、経済、都市計画)

ウラジオストク 7月中旬予定 10名程度
寒冷地のエネルギーセキュリティ」

(キーワード:エネルギーセキュリティ、寒冷地地域、エネルギー効率、再生可能エネルギー)

札幌、厚真町 7/20~7/23 10名程度
「ヤクーツク実習:北極域永久凍土生態系実習」

(キーワード:野外観測、タイガ、永久凍土、環境、文化)

ヤクーツク 8月予定 8名程度
「礼文国際フィールドスクール」

(キーワード:先住民考古学、オホーツク文化、貝塚、アイヌ文化)

*詳細は、下記参照

https://nt.cais.hokudai.ac.jp/jp/ifs/

北海道
礼文島
8/2~8/22 5名程度
「寒冷地建設技術フィールドスクール」
(キーワード:寒冷地技術、建築設計、都市計画、地域計画)
札幌

札幌周辺

8/17~8/23 10名程度
「北海道の過去と現在-石狩・空知の歴史-」

(キーワード:北海道、アイヌ民族、札幌市、開拓、開発、炭鉱)

札幌

札幌周辺

9/1~9/4 20名程度
「日露デザインスクール」

(キーワード:寒冷地技術、建築デザイン、都市計画、地域計画、地域デザイン)

ハバロフスクまたはサンクトペテルブルグ 2月下旬予定

(2021年)

10名程度

※1 コース選択は希望を考慮しますが、定員によっては必ずしも希望通りにならないことがあります。

※2 期間は変更する可能性があります。

 

プログラム登録までのスケジュール

日時
学生募集説明会 2020年4月7日 18:15~19:15
参加申請期間 2020年4月12日~4月26日
参加者決定 2020年5月上旬~中旬

 

プログラム参加資格

以下の条件を全て満たすこと

・2020年8月時点で北海道大学に在籍していること。学部4年生は本学の大学院進学予定者が対象です。その他の学部生には単位取得及び基礎科目修了証授与はできません。

・RJE3プログラムの課題(環境評価・文化的多様性・土壌と生産・地域資源開発・防災管理)に興味を

持ち、将来上記の課題解決に貢献する意欲があること。
・前年度(前年度の成績がない場合は前学期)の成績評価係数(GPA)が、原則として2.00/3.00以上で
あること(GPAの計算方法は、下記枠内を参照)。

成績評価 不可
A+,A A-,B+ B,B- C+,C D,D-,F
成績評価ポイント

(計算式)

(「評価ポイント3の単位数」×3)+(「評価ポイント2の単位数」×2)+(「評価ポイント1の単位数」×1)+(「評価ポイント0の単位数」×0)

総登録単位数

※履修した授業について単位制を採らない場合は、科目数をすべて単位数に置き換えて算出すること。なお、GPA対象科目のみの成績評価係数を計算すること。

・研修に必要な英語能力を有していること。尚、下記スコアを有していなくても応募は可能です。(目安)英語:英検準1級、TOEIC 740、TOEFL(ITP/iBT/CBT):550/80/213、IELTS 5.5

履修登録方法

各自で所属大学院の履修締切までに履修登録の上、2020年4月24日までに下記についてセントラル・オフィスに提出してください。なお、受講希望の学部生は一度ご相談ください。

※但し、科目1の6/14~6/23「ロシアの歴史・芸術・文化」の締切は2020年2月28日までです。

①申請書(下記よりダウンロード可)
②下記リンクよりウェブ申請書送付及びビザ申請に関するアンケートを行ください。
https://forms.gle/L5GZrJ4nrfFQGpRR7
③前年度1年間の成績証明書(コピー可)
④英語能力を証明する書類(英検または申請締切日より2年以内のTOEIC, TOEFL、IELTSなど)

※英語能力証明書は、持っている者のみ提出。
※英語能力証明書を持っていない者については、別途追加書類を指示します

⑤学生証(写し)

⑥学研災害加入証明書

⑦パスポート(写し)→海外派遣プログラム参加者のみ*パスポートは申請するビザの出国期限より6か月以上有効期限があること。持っていない場合は派遣が確定したらすぐに申請すること。取得費用は自己負担

 

<学生支援(ロシア派遣)> ※支援内容については変更になる可能性があります。

(1)渡航費支援

「ロシアの歴史・芸術・文化」、「ヤクーツク実習」に参加する学生

⇒ 新千歳空港-実習開催地(ロシア)間の航空券代上限90,000円補助(予定)

 

「シベリア学演習」、「日露デザインスクール」に参加する学生

⇒ 新千歳空港-実習開催地(ロシア)間の航空券代全額補助(予定)

 

(2)滞在費支援 JASSO(日本学生支援機構)

上記4科目の参加者で、次の条件を満たす学生には、JASSO(日本学生支援機構)より7万円(モスクワ派遣は10万円)の奨学金が支給されます。

 

≪JASSO奨学金支給条件≫

※北海道大学の大学院生であること。(学部4年生は北海道大学の大学院に進学予定であること)

※在籍課程の前年度(前年度の成績がない場合は前学期)の成績評価係数(GPA)が、上記計算式で2.30/3.00以上であること。(RJE3プログラム参加要件2.00/3.00より数値が高いので注意)

※日本国籍を有している者。または日本への永住が許可されている者。

※経済的理由により自費のみでの採択プログラムが困難な者。

※規定の報告書と必要書類を提出できる者。

※今後RJE3プログラム主催の交流会・報告会などに参加する者。

 

 

<その他>

・「RJE3実習」の受講者で「RJE3概論」を履修しない者は、上記学生支援の対象外です。

また、基礎科目修了証も授与されません。

・「RJE3実習」の中には、別途参加費を徴収する科目もあります(詳細は後日説明)。

・海外で実施される「RJE3実習」参加の際は、RJE3セントラル・オフィスが指定する海外旅行保険加入(学生教育研究災害傷害保険(学研災)への事前加入が必要)、及び危機管理保険加入が必須です(自己負担)。

・国内で実施される授業参加の際は、学生教育研究災害傷害保険(学研災)加入が必須です(自己負担)。

各自加入の有無について確認の上、未加入の人は必ず加入してください。

・「基礎科目修了証」取得後、希望者は「RJE3共同修了証」授与コースへ進むことができます。

 

【申請場所・問合わせ先】

学生交流ステーション1階国際交流課内 RJE3プログラム・セントラル・オフィス

担当:加藤・大竹・村上

内線:8143  E-mail: RJE-3@oia.hokudai.ac.jp

ホームページ:https://rje3.oia.hokudai.ac.jp/

keyboard_arrow_up