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RJE3プログラム総括シンポジウム及び持続的発展研究会を行いました。
2019年2月26日(火)、北海道大学学術交流会館にて、RJE3プログラム総括シンポジウムが行われました。
プログラム開始から5年が経とうとしているRJE3プログラムでは、総括シンポジウムとして、これまでのプログラムにおける成果と、プログラム修了生による成果発表を行いました。
また、参加者との意見交換会を通して、これからの日露の大学と企業間における連携の可能性について討議しました。
第一部では、スラブ・ユーラシア研究センター長の田畑教授より、RJE3プログラムの5年間の成果を発表していただきました。
また、工学院の瀬戸口教授及びアイヌ・先住民研究センターの加藤教授より、「平成29年度文部科学省大学の世界展開力強化事業採択プログラム 日露経済協力・人的交流に資する人材育成プラットフォーム(HaRP)」の紹介をしていただきました。
第二部では、RJE3プログラムに参加後、それぞれの母校を修了した北海道大学及び極東ロシアのRJE3プログラム連携5大学の卒業生による成果発表が行われました。
続いて、国内及び日露間の大学と企業の連携の可能性について多角的に討議し、プログラムの活性化へつなげることを目的としたRJE3プログラム持続的発展研究会を行いました。
「寒冷地に耐え得る建築技術実習」、「ヤクーツクでの永久凍土の生態系実習」、「キロロインターンシップ」、等の活動紹介や、「両国の学生及び教員のネットワークの形成」、「お互いの国の文化、北方圏における資源・環境の知見のある人材の育成」などの本事業における主たる成果を発表した後、自治体、産業界の皆様より、今後の連携の可能性などについて、大学側へのご提案をいただきました。
最後にファカルティハウスエンレイソウで行われた懇親会では、北海道大学及び極東ロシア5大学のRJE3プログラム運営陣と自治体、産業界のみなさまとの実りある交流が行われました。また、プログラム修了生においても、久しぶりに再開し、旧交を温める様子がうかがえました!
RJE3プログラム修了生の皆さん
多くの皆様のご尽力により、RJE3プログラムの持続的発展に結びつく、非常に実りあるシンポジウムとなりました。
シンポジウムにご参加いただいた皆様、本当にありがとうございました!