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シベリア実習<イルクーツク・ウラジオストク> :工学院環境創生工学専攻 兼田 真周(平成29年度基礎科目参加体験談)


氏名 兼田 真周
所属大学院 工学院環境創生工学専攻
課程・学年 修士1年
参加フィールドワーク シベリア実習<イルクーツク・ウラジオストク>
平成29年6月23日~7月2日

 

私は6月23日から7月2日までの9日間、イルクーツクとウラジオストクを順に訪問した。

初日、ソウルを経由しイルクーツク空港からロシアへ入国した。ロシアへは今まで渡航したことが無く、その飛行時間の短さに驚いた。イルクーツクは、所々に帝政ロシア時代の建物が残っており、その装飾されていない実用性のみ重視したとされる外観が印象的だった(写真①)。滞在3日目、バイカル湖まで車で2時間弱かかって訪れた(写真②)。市街地とは異なり気温もぐっと低くなり避暑の地として受け入れられることを納得することができた(写真③)。湖畔で食べたオームリは格別で、値段も150ルーブル程度だった(写真④)。

 

               

写真①:左の小さな建物は再建されたもの              写真②:バイカル湖

 

 

              

写真③:オームリ購入                                                      写真④:焼きオームリ

 

バイカル湖には淡水にも関わらずアザラシが生息しているとレクチャーを受けたが、生息地域が訪問した場所とかけ離れていたため肉眼では確認することが出来ず残念だった。バイカル湖は希少生物が数多く存在しており、併設された博物館やイルクーツク国立大学での講義は非常に楽しかった(写真⑤⑥)。イルクーツクには合計で5日間滞在したが、毎日の気温の高さと日照時間の長さに圧倒された(写真⑦)。

                             

写真⑤:バイカル湖併設博物館                                         写真⑥:イルクーツク国立大学

 

写真⑦:22時でも明るい

 

シベリア実習の残り5日間をウラジオストクにて過ごした。ウラジオストク初日、極東連邦大学において以前RJE3に参加した学生と、これから参加するロシア人学生と交流する機会があった(写真⑧)。お茶を飲みながら非常にラフな形式での交流であったため、一人ひとりと会話することが出来ず少し残念に感じた。極東連邦大学は島のひと部分を占めており、市街までは橋を2度わたる必要があり、まるで隔離された要塞のように感じられた(写真⑨)。学生たちはどう感じているのか伺ってみたかったが、機会を得ることが出来なかった。大学構内の説明が終わった後、市街にある大学付属博物館にて主に実習は行われた(写真⑩)。イルクーツクでは植物園やデカブリスト博物館、大学図書館においても感じたが、ウラジオストクにおいても博物館での説明を担当する人たちの学識や話術の巧みさに驚いた。日本ではたいてい個人で館内を見て回るので気付いたことが無かったが、ロシアの学芸員の方たちの説明は非常に丁寧で内容の深いものであった。

    

写真⑧:極東連邦大学              写真⑨:バスの定期便

写真⑩:考古学レクチャー

 

まとめ

今回はシベリア実習であったため、極東を中心に滞在したが、イルクーツクにてロシアは西部・中部・東部で言語や生活習慣、文化が大きく異なると説明を受けたため、モスクワやサンクトペテルブルクへ是非訪問してみたいと感じた。実習は10日間ではあったが、考古学や動物学、歴史的考察などが主だっており、自身の専攻と異なる学者や学生たちと交流できた経験は貴重なものとなった。

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